こんにちは、Chiritsumoです
まだ完全には収束していませんが、日本においてコロナウイルスの影響は少しづつ収まりつつあり、Withコロナに向けて動き出そうとしています
それにしても、ここ3〜4ヶ月の出来事は今まで経験した事の無いことばかりでした
今後も想像を超える事が発生するかもしれませんが、一度ここでコロナ禍で起こった事・感じた事・気づいた事などを備忘録のために書き留めておきたいと思います
※つらつらと長い文章になってしまいましたが、ご容赦ください。自分のための備忘録です
今回は、そんな話です
COVID-19 時系列情報
COVID-19に関するざっくりとした時系列情報を整理して見ます
2020年1月 中国武漢で猛威を奮い出す
2020年2月 中国以外の国にも感染が拡大し始める
2020年3月 各国が都市機能封鎖(ロックダウン)展開。株価底値を記録
2020年4月 日本も緊急事態宣言。海外との行き来も封鎖拡大
2020年5月 4月同様、各国引きこもってウイルス抑え込みに注力
2020年6月 ロックダウン解除が増えて感染が再拡大。パンデミック第2波。
2020年7月 ワクチンに関するニュースが増えてくる。2021年初に供給見通し?
COVID-19はわずか半年の間に全世界を席巻して、経済活動と人の往来を大混乱に陥らせたと言えます
COVID-19影響で発生した事・社会の変化
パニック買い・デマ・混乱
消毒液/マスク不足
ウイルスを防御するために有効と言われ、消毒液やマスク不足が発生しました
マスクは供給不足のため、「使い捨てマスク→使い回しできるマスク」に変化
またマスクをする文化のない欧米でも、マスクをするようになりました
欧米人からすれば、かなりのインパクトがあったと思います
救急用品は備蓄するものを決めて、普段から備蓄・管理しておいた方が良さそうです
トイレットペーパー騒動
トイレットペーパーが無くなるというデマが広がり、買い占めが発生しました
最近時はインターネットの普及により、海外の情報もすぐに伝わるようになってきました
海外で発生したデマの影響を受けて次の日には、世界中が混乱やパニック買いも発生しています
海外に住んでいますが、日本人含めて外国人が良く利用するスーパーでは一時期トイレットペーパー品切れが発生していました
デマに踊らされる事はよく無いが、情報を収集・把握しておく事は今の時代重要と感じました
食料品買い占め
初期の頃は食料品の買い占めも発生しました
特に日持ちのするカップラーメンが売り切れ続出です
普段から多少の備蓄はしておいた方がいいのかも
また、「野草/山菜採り・魚釣り・湧水把握」など非常時に食いつなげていけるようなスキルを身に付けておくと安心だと思いました
正直、家庭菜園&裏山&川つきの土地が欲しくなりました
キャンプ道具を利用してサバイバル力を上げておくのもいいかもしれません
Minimalist & 自給自足生活に近くことが大事と感じました
ソーシャルディスタンス
ウイルス感染防止のため、人と人の距離をある一定以上(約2m)保つ事を求められるようになりました
会議室やレストランでも椅子1個分開けて座ったりなど。。。
会社食堂は輪番制となり会議室は出席者を絞るようになりました
その結果、快適になりました!
スペース効率的には悪くなる方向なので、レストランなど事業をやっている方々にとっては厳しいと思いますが、働く側やサービスを利用する側にとっては、人との距離に余裕があるという事はいい事ですね
日本は効率を求めすぎて、自ら首を締めている所が多い気がします
リタイア生活では、さらに人との距離を保つだけでなくコントロールすることが出来るはずなので、さらにストレスフリーになれる期待が高まります
在宅勤務の急拡大
コロナ禍により在宅勤務が一気に広がりました
ZoomやSkypeのようなネットワーク会議も爆発的に増えましたね
個人的には、在宅勤務拡大は歓迎です
通勤時間が減るし、嫌な人と会う機会が減ってストレスが低減される可能性があります
月曜日と金曜日を在宅勤務にすることができれば、週末は今まで以上にアクティブに楽しむことができると思います
在宅勤務ではいわゆるJOB型の働き方が求めれるようになると思うのですが、各個人でやるべき業務を明確化にして指示・コントロールしていく人材が重要になってくると思うのですが、それができる人材が今の日本型サラリーマンにどのくらい居るのか?(足りているのか?)は少々疑問です
今後在宅勤務が定着していくか不明ですが、動向を注視していく必要があると思います
在宅勤務をうまく活用できれば今抱えているストレスが減ることで、「アーリーリタイア は考え直してもう少し長く働いてもいいかな」とマインドが変化してくるかもしれません
それでも、アーリーリタイアに向けた準備は粛々と進めていきます
リストラと日本型終身雇用崩壊の加速
コロナ禍が発生する前は好況型リストラが活気付いていましたが、
コロナ後は不況型リストラや倒産による解雇が増えています
・好況型リストラから一気に不況型リストラになることでリストラが常態化
・在宅勤務拡大による働き方の変革
により、従来の日本型終身雇用システムの崩壊が加速していると考えられます
Yahooニュースでも、この手の記事を多く見かけるようになりました
実態としてはまだモヤがかかった状態ですが、元々終身雇用システムを終わらせようとしていた経営者たちは、好機とばかりに一気に仕組みを変えてくるでしょう
こちらについては、今後の動向をしっかりチェックしていく必要があると思います
場合によっては、自分のリタイア時期が強制的に早まるかもしれません
ステイ・ホーム
感染拡大を防止するため、仕事だけでなく日常生活でも不要不急の外出を控えることが求められました。自分の趣味はアウトドア中心(登山・自転車・ランニング)なのですが、ステイ・ホームでは非常にストレスが溜まってしまいました
バランス良くインドアの趣味も持つことが大事ということを痛感しました
歳を重ねるにつれてアウトドアの趣味は少しづつ遠ざかっていくと考えられるので、老後の趣味のことを考えて、今のうちからインドアの趣味を見つけないといけないですね
思いつくものは・・・
・料理
・ゲーム
・写真編集
・ブログ発信
などです。ありきたりですぐ行き詰まりそうです
時間はあるので、ゆっくりと考えてきたいと思います
ロックダウン・都市機能停止
都市間を跨いだ移動の禁止や、経済活動・外出の行動制限が実施されました
各国によって制限内容は様々です
一例を挙げると
・スーパーや薬局以外の業務禁止
・スーパーや薬局以外は原則在宅勤務
・スーパーや薬局へ行く以外の目的での外出を原則禁止
・夜間外出禁止
・レストラン営業はデリバリーのみ
などがありました
また、日本は法律の関係で海外のような厳格なロックダウンが出来ないということが浮き彫りになりました。あくまで「自粛を要請」するにとどまるため、限定的な効果しか発揮出来ないということです
さらに切羽詰まった緊急事態が発生した場合は、日本は出遅れて取り返しがつかない事態になる可能性がありますね。かなり不安です
海外との移動の禁止
感染拡大を防止するため、渡航禁止・入国禁止が施行されました
私は今 仕事で外国に住んでいますが、大型連休のタイミングや出張で日本へ行くことができなくなりました。一応日本へ入国はできるものの日本からの出国が難しいため、現実的には帰国できないという状況です
幸い滞在している国のコロナ状況は日本より落ち着いているため、今のところ大きな不安はありませんが、感染が拡大したり治安が急速に悪化するような事態になっていた可能性もあります
仕事で海外駐在している場合は会社判断に従うしかないですが、
将来リタイアした後に海外移住を考えている方は、今回のようなリスクを考慮する必要があります
少なくとも、早めに撤退判断・実行をできるように常に準備しておいた方がいいでしょう
また、今回のコロナ禍では生活必需品などの国際物流が停止しなかったのでよかったですが、食料品等いろいろと輸入に依存している日本は少し危うい立場ではないのかと心配して見ていました
入手するのに海外依存が強い食料・生活必需品には、極力頼らずに代替品の入手ルートを確保しておいた方がいいでしょう
株価へのインパクト
コロナ禍における株価変化を記録しておきます(2020年8月30日時点)
【日経平均株価】
コロナ前高値:24,083円(取引中最高値:24,108円),1月20日
コロナ禍底値:16,552円(取引中最安値:16,358円),3月19日
▲7,531円、▲31.3%
【NYダウ株価】
コロナ前高値:29,551$(取引中最高値:29,568$),2月12日
コロナ禍底値:18,591$(取引中最安値:18,213$),3月23日
▲10,960$、▲37.1%
今後2番底がくるかどうか、見守っていきます
ちなみにリーマンショック時の株価変動は・・・
【日経平均株価】
リーマン前最高値:18,145円(取引中最高値:18,300円),2007年02月26日
リーマン 直前値:12,214円(取引中最高値:12,277円),2008年09月12日
リーマンS 底値: 7,054円(取引中最安値: 6,994円),2009年3月10日(2008年10月28日)
▲5,160円(▲11,091円)、▲42.3%(61.2%)
※終値ベースで比較
括弧は最高値との比較
【NYダウ株価】
リーマン前最高値:14,164$,2007年10月09日
リーマン 直前値:11,421$,2008年09月12日
リーマンS 底値: 6,547$,2009年03月09日
▲4,874$(▲7,617$)、▲42.7%(▲53.8%)
※終値ベースで比較
括弧は最高値との比較
となっていました
このような大暴落の時は
・40%程度下落する覚悟を持っておく
・暴落時の対応(Buy or Sell or Hold)をあらかじめ決めておく
ことが重要ですね
今後の教訓
生き方をシンプルにしておいて、そのタフネスや非常時耐性を上げておくことが大事だと感じました
特に衣食住のうち、「食」は自給自足に近づけるようにしていきたいです
今後は大きく社会が変化していくと思うので、アンテナを高くして敏感に情報をキャッチし、適応していくか若しくは関わらないで生きていく事が大切だと思います
結局は、アーリーリタイアを実現するという方向は変わらないという事でした
それでは、また。
Chiritsumo