FREE x LIFE ism

アーリーリタイアにとって持ち家ってどうなの?

house

こんにちは、Chiritsumoです

私は節約と資産運用で早期退職(アーリーリタイア)を目指してブログを運営している独身家持ちサラリーマンです

よく、賃貸がいいのか?持ち家がいいのか?論争がありますよね

まあ、「時と場合によって」ということと「本人がよければいいんじゃない」ということに尽きると思います

ちなみに、私は家を購入しました

時系列的には、家を買った後にアーリーリタイア を検討し始めたという順番になります

・どのような考えで購入したか?
・買って後悔は?
・アーリーリタイアを検討している人にとってベストな持ち家購入タイミングは?

について考えてみたいと思います

今回はそんな話です

アパート生活を振り返る

初めてのアパート暮らし

初めてのアパート暮らしは社会人になってからです

会社は地元ではありませんでしたので、アパート暮らしは必然でした

会社の寮もあったのですが数年したら出ていかなければならず、また、コミュ障にとって寮生活というのが怖かったので、自分でアパートを探しました

地方の大きめな都市でしたが、1K築20年ほどのアパートで家賃は4万円/月でした

このアパートは、とにかく冬寒かった

暖房をつけても朝起きると部屋の中は10度以下でした

広いアパートへの引っ越し

次第に寒さに耐え辛くなってきて、1LDKの新築アパートに引っ越しました

次のアパートの家賃は6.7万円/月

会社からの補助も出ていたため、実質は5万円/月以下だったと記憶しています

新築という事もあり、だいぶ快適に過ごせました

駐車場も2台分付いていたので、調子に乗って通勤車と趣味車の2台持ちをしていた時期もありました

一人で生きていく上では、1LDKあれば不自由なく暮らせることを知る事ができました

スポンサーリンク

持ち家検討と購入を決心した主な理由

2つ目の1LDK新築アパートで何の問題もなかったのですが、会社の福利厚生である家賃補助の期間が終わろうとしており、このままでは家賃負担が重くなります

また、アパートでは契約更新のたびに連帯保証人のサインが必要になるため、その都度親にお願いしていたのですが、それもいつまで続けられるのか不安に思うようになってきました

そこで、狭小住宅で構わないので安くて小さい家を作れないか調べた時期もありましたが、中古では程よい物件が無く、新築になるとサイズ感の割には費用がかかるという印象で、本気で家を建てようという気が起きないまま、しばらく過ごしていました

そんな時 定年退職した親からこちらに移り住み費用折半で2世帯住宅を建てたいと話がありました

独身で家を持つという事や、2世帯住宅でのプライバシー確保など、いろいろと悩んだものの将来の不安もあったので、具体的に検討を始めました

そして借金はしたくないと思っていたので、現状の貯金額の範囲内で何とかなる事を確認した上で、新築の注文住宅を作ることに決めました

という事で、購入を決心した理由としては

・賃貸住まいに対する将来の不安を解消したかった
・二世帯住宅で費用を折半する事で費用を低減できた
・費用を低減できた事で借金をせずに新築注文住宅を建てる事が出来た

となります。自己負担金額的には1500万円以下におさめる事が出来ました

家を建てる上で気をつけた点は下記になります

・会社から離れて周囲に会社の人が居ないような場所を選択
・1階は両親、2階は自分と住み分け、玄関も完全セパレートすることでプライバシー確保
・自分の住まいは一人暮らしに特化してコスト低減
スポンサーリンク

持ち家購入して感じた事

新築のそこそこいいアパートと比べても、快適性は段違いです

冬は暖かいし、夏は窓を開ければ風が通るので冷房なしでもある程度対応できます

そして、毎月高額の家賃を払わなくていいというのはストレスが無くていいですね

結論としては、買って後悔していませんし満足感も高いです

それではメリット・デメリットについて詳細を述べていきます

メリット

家を購入して感じたメリットです

・高い断熱性能と(アパートより)ワンランク上の住宅機器で快適生活
・アパートを借り続けなくていいという将来への安心感
※更新の度に行う連帯保証人書類作成のストレスから解放
・毎月高額の家賃を払わなくていいのでストレス無し
※借金をせずに購入したのでローン返済ありません
・オール電化によりガス代を払わなくていい。光熱費削減
・自分の趣味に合わせた間取り・インテリアで充実した生活をおくれる

主なメリットは、「不安・ストレスからの解放」といったところでしょうか。

また、貯金は大きく減りましたが借金をせずに購入した事で家賃(orローン)不要の生活になりました

その結果キャッシュフローが改善され、年間貯蓄額が大幅に増えました

そのおかげで、

頑張ればアーリーリタイアできるんじゃない?

ということに気付く事が出来ました

この気づきが自分にとっては一番の住宅購入メリットだったかも知れません

※でも、先にアーリーリタイアを知っていれば家を買わなかったかも。

デメリット

もちろんメリットだけでは無く、デメリットもあります

・多額の資金を資産運用する機会を失う
・固定資産税を払うため結局月割で1.5万円程度を払っている事になる
※セミリタイア界で有名な1万円アパートと比べると高くなります
・将来のメンテナンス費用が必要になる
・災害発生によって、住めなくなる&資産価値ゼロor負債になる可能性がある
・自由に住む場所を変える事が出来ない
・周辺住民との人間関係のリスク(※現在特に困ってはいません)

主なデメリットは「お金」・「リスク」でしょうか

お金に関しては、株などで既に資産運用している方にとっては、多額の資金を投入して家を買うという決断は難しいかも知れません

自分の場合も住宅購入資金を確保するため、リーマンショック時に仕込んだ株を売却しました

アベノミクスが始まりかけていた時だったので、あのまま持ち続けていたら大きく利益を出せていたのに・・・と思う事もあります

タイミングって難しいですね

総括

生活の満足度向上や不安感の解消ができるため、買って良かったと思っています

また、費用については負担額を抑える事が出来たので、自分の場合は20年弱で持ち家の方がメリットを出せます。将来のメンテナンス費用を考慮しても30年弱で元を取れる見通しです

もし土地代分くらいで売却できれば、大幅なプラス収支となります

ただ、節約生活だけに焦点を当てると、費用面で持ち家メリットを出す事は難しいです。費用に重きを置こうとする場合は相当安い中古物件を検討した方が良さそうですね

将来的には日本で「家余り」が発生する方向のようなので、いい中古物件が見つかるかも

どちらにしても、自分の中で「費用面」と「精神面(不安解消・満足感)」をどのようにバランスさせるかをしっかり考えて検討する必要があると思います

未来年表から考えるアーリーリタイア生活
アーリーリタイア をすると収入源が無くなるため社会の変化に対しての対応が難しくなります。そのため、将来を予測して計画を立てる必要があります。そこで、未来年表を使って将来のアーリーリタイア 生活を想像してみたいと思います。今回は、そんな話です
スポンサーリンク

リタイアを検討している方へ

私はリタイアを検討する前に家を購入しましたが、

もしアーリーリタイアを検討していたら家購入はどうしていたか?

と考える事があります

今の家に大きな不満がある訳では無いですが、強いて言うならば、今の場所というのは会社に通勤できる範囲で選んだため、リタイア後の生活にとってベストな地域・土地か?と聞かれると答えは「」です

しょせんサラリーマン生活を定年まで続ける前提で考えた家です

また、今は早期退職して自給自足的な生活スタイルにしたいという思いがあります

そのためリタイア後の事を考えると、趣味である山登りに行きやすい地域であったり、家庭菜園が出来る広い土地付きの家であったりと、「地域」や「土地」「家」に求める要件が今の生活と違ってきます

そう考えると家購入のタイミングはサラリーマンとして働いている間では無く、リタイア後にリタイア生活のスタイルを確立させた後、旅をしながらお気に入りの場所を見つけ、中古の安い家を購入するのがベストかなぁと今は感じています

今アパート住まいで、将来リタイアを検討されている方は参考にしてください

今の家は終の住処になり得るか?

前の項でも言いましたが、普通に住む分には問題ないですが、自分にあった充実したリタイア生活を送ろうとすると物足りないかなぁと感じています

なので終の住処としては、今の家に拘らずゼロリセットして考えたいなと思っています

リタイア後は10年くらい日本全国をふらふらと彷徨い遊んだ上で、まだ考え・行動が出来る60歳代のタイミングで、最終的な定住の地を見つけたいです

どんな終の住処がいいかについては、今後考えていきます

スポンサーリンク

まとめ

家を買ったことは、「満足度向上」や「将来の不安解消」という面では良かったと思っており、後悔はしていません

自分はやはり、アパートよりも持ち家派です

ただしリタイアを考え出してからは、理想的なリタイア生活を送るための終の住処が欲しいと思うようになってきました

リタイアした後に安い中古物件でいいので、時間をかけて探してみようかなと考えています

妄想するだけなら無料ですからね

それでは、また。

Chiritsumo

モバイルバージョンを終了