サントリー新浪社長の「45歳定年制」発言で思うこと

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こんにちは、Chiritsumoです

私は節約と資産運用で早期退職(アーリーリタイア)を目指してブログを運営している独身家持ちサラリーマンです

先日 サントリー新浪社長が経済同友会で「45歳定年制」を提言して、大きな波紋を呼びました

「サラリーマンは45歳で退場してくれ」という本音が出ちゃったのでしょう

ネット記事のコメント欄では、62歳のお前が言うな!という声がたくさんありました(笑)

様々な波紋を呼び起こしている今回の発言について、自分の思う事を書いていきます

今回はそんな話です

サントリー新浪社長 「45歳定年制」提言についての記事内容

物議を醸し出している発言は、経済同友会セミナーで放った一言です

45歳定年制にして、個人は会社に頼らない仕組みが必要だ

定年を45歳にすれば、30代、20代でみんな勉強するんですよ。自分の人生を自分で考えるようになる

この発言を受けて、サントリー商品の不買運動を呼びかける声も出ているようです

まあ、この件で一番ショックを受けているのはサントリー社員だと思いますので、傷口に塩を塗るような事はすべきでは無いですが、新浪社長に一泡吹かせたくなる気持ちはわかります

想像以上の反響だったためか、後日 新浪社長は今回の発言に対する釈明をしています

定年という言葉を使ったのは、ちょっとまずかったかもしれない

『首切り』をするということでは全くない

ご本人は慶應大学を卒業後、三菱商事でバリバリ働き、ハーバード大学でMBAを取得し、ローソン社長に就任するなど、それはそれは超エリートな経歴の持ち主です

https://ja.wikipedia.org/wiki/新浪剛史

ちなみに三菱商事は44歳の時に退職されてローソン社長に就任しているので、45歳定年を自分で実践してきた人物という見方もできますね

私の思い込みと偏見ですが、このようなエネルギッシュな方は遊びの方も元気なイメージがあるので

文春砲がかまされるのを期待しますw

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今回の発言をうけて、自分が思うこと

Summary

今回の発言は、かなりいろんなところで反響を呼んでいます

賛同する人、怒る人、45歳定年制は反対だが実質的にはそのような方向性を認める人など

自分も賛成か?反対か?と聞かれたら、反対派です

ただ、終身雇用制度の崩壊はもう止められないとも考えています

自分が今回の発言を受けて、感じたことは下記4点です

・努力は才能も環境も関係する。落伍者が出る中で、救いのない社会は維持できない
・いつも経営側の都合の良いようにしてやられる。結局 会社側が有利
・また辛酸を舐めるのは氷河期世代。この流れは止められない
・人生の責任は自分で取るしかない

それぞれ見ていきます

努力って簡単に言うけれど、現実は厳しい

最近は自分が勤めている会社でも、オジサン世代の自己研鑽を口酸っぱく言われ始めています

でも、会社では外で使えるスキルなんてほとんど身につかない

全てのサラリーマンに当てはまるわけではないですが、自分の経験ではそのように思います

有能な人は、それでも自分の時間を使って勉強してスキルを身につけているのだと思いますが、

過去を振り返っても、そんな気力は無かったなぁ。。。

残業の付かない出張先で、深夜1時過ぎまでトラブル対応した日々もありましたが、そのあとに勉強や努力するなんて自分には不可能です

自分に努力をする根性が無かっただけかもしれないが、本当に時間も気力も無かった

働く時間を自分で好きに決められるような決定権も無かったし、そんな事が許される雰囲気もありませんでした

努力は根性だけでなく、環境や才能も関係すると思います

山崎元さんの記事でも書いてありますが、

新浪さん、世の中の大半のビジネスパーソンは、あなたほど勉強熱心なわけでもないし、あなたほど機会に恵まれているわけでもないよ

これ、ほんと共感です

スキルアップや自己努力を求めるのであれば、働き方にもメスを入れないと変革は厳しいと思います

「会社に拘束される時間」「自分の自由にできる時間」の決定権をもっと各個人に持たせてもらいたいですね

それでもどうにもならないという人は、今より確実に増えると思います

そんな人たちを救済していく仕組みも必要です

なんか新浪社長の感覚は、「ホームレスに存在価値はない」とyoutubeで発言して炎上したメンタリストDAIGOさんの考えに近い気がします

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経営陣が言うことは、いつだって矛盾だらけ。会社はサイコパス

会見

「会社に頼らず勉強しろ」という新浪さんの発言は、能力主義といえます

しかし本人が言っている45歳定年制というのは、年齢で一律に仕切るものであり、能力・成果とは無関係な制度です

ここに矛盾を感じます。この点は皆さん指摘しています

結局45歳定年制発言は、美味しいところだけ吸いたいという経営側のすけべ心が出たのだと思います

 

また、能力主義・成果主義への急激な移行には今までの待遇に対する不公平感も生まれます

若い時にこき使われ、年功序列の給与体系で奪われた対価を無かったものにされてしまうのです

後から給料上がっていくから今は我慢してくれ。。。そう言っていたのが今では手のひら返しですか

 

この能力主義・成果主義が拡大するとどうなるのでしょうか?

成果主義だから頑張った分 給与が上がる?

いやいや、成果主義と言っても結局はその成果を評価するのは会社側だし、そもそも大きな成果を出せるチャンスを得られるかどうかもかなりの部分を会社側が握っています

「成果主義だからフェアな競争ができる」なんて勘違いをしない方がいいです

成果主義が本格化すると
・一部のほんの数%のエース級あるいは上層部の給与が跳ね上がる
・その他大勢90%以上の労働者の給与は下がる
と思います

そうなると会社としては人件費を簡単に圧縮できるのではないでしょうか

う〜ん、ここでも会社側が得しそうだなぁ

雇用の流動性が高まれば、そんな会社転職すれば良いとなりますが、他の会社でエース級として認められない限りは結局平均の人として低給与の沼から抜け出せない気がします

成果主義で恩恵を受けるのはほんの数%。大多数は安く買い叩かれる

というのが私の予想です。その結果貧富の差が拡大すると予想します

またデフレですかね。まあ、リタイアを目指している自分としてはそれでも良いですが。

結局は会社の都合いいように成果主義というカードを使われるでしょう

昔は一億総中流階級と言われていたのが、一億総貧困派遣社員化するのではないでしょうか

 

このように場面・場面で経営層にとって都合の良いことを言うだけで、所詮金儲けを追求する快楽主義者と感じてしまいます

まあ、企業ってそんなものですよね

だから「会社はサイコパス」そう考えて対応する必要があります

期待しすぎて依存体質になると、結局辛くなるのは自分ですから

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結局 損するのは氷河期世代。そしてこの流れは止まらない

そしてこのタイミングで45歳を迎えるのは、いわゆる氷河期世代です

自分ももちろんド・ストライクゾーンにいます

どこまでいじめれば気が済むんですかね

またもや狙い撃ちですか。。。

結局損するのは、氷河期世代サラリーマンです

ただ、45歳定年制ではなくても、実質的に50歳前には大きな判断を迫られる流れは止まらないでしょう

やはり「リタイアを目指す」という結論に行き着く

結局 個人が会社をコントロールする事はできず、雇われる側からすれば都合の悪い方向に進んでいくでしょう

サラリーマンである限り、この辺は諦めるしかないかなと思います

では、どうするか?という事ですが、やはりサラリーマンは辞めて、自分の人生を自分で決められる道に進む方がいいのかなと考えています

でも起業や自営業ではなく、そこはリタイアで。

自分はターゲットとなる45歳に近づいていますが、リタイア資産はそこそこ積み上がってきたので、極貧生活を覚悟すれば、なんとかリタイアできるところまで来ています

なので、今回の「45歳定年制」発言に対して怒りは込み上げませんでした

会社に期待をしていないし、自分の進む道の先にサラリーマンを考えていないから。

とにかく会社への切実なお願いは「早期退職割増金をマシマシにしてくれ〜」ということです

早期退職割増金5000万以上支給Mustみたいな法律できねぇかなぁ〜

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まとめ

今回はサントリー新浪社長が発言した「45歳定年制」について自分が思うことを書きました

好き勝手言いやがって。。。と感じる面もありますが、あまり相手のペースに飲み込まれずに、逆にうまく会社を利用しながら自分の生きたい道を進むしか無いかなと決意を新たにしました

アーリーリタイア実現に向けてがんばっていきます

それでは、また

Chiritsumo

コメント

  1. deds より:

    しょせん利益追求団体でしかないからな
    買ってもらうためとか人材募集のためにええ顔してるけど
    まさにサイコパス的な性格は否めない部分はあるなあ

    • Chiritsumo Chiritsumo より:

      dedsさん
      コメントありがとうございます!

      確かに宣伝や求人も、中の人から見ればオイオイ・・・とツッコミたくなる事がありますね
      もちろん会社が全て悪いと言うつもりはありません
      事業環境も変化していますし、自分が経営側の立場であれば同じ対応をする可能性は高いです
      ただ、盲信的に「会社が何とかしてくれる」と期待している方に対し、少し立ち止まって考えるきっかけになれればと思って書きました
      会社と自分の正しい距離感を模索しながらつかんでいくしか無いですね