アーリーリタイア資金:年間生活費をレベル分けして考えてみた

アーリーリタイアと目標資産 アーリーリタイア

私はアーリーリタイア後の生活費を150万/年に設定しています。

これは、あまり我慢をしない範囲且つ年金受給額で生活できる水準で設定しました。

しかし、将来のインフレリスクを考えると最低限の生活コストに対してどのくらい余力があるのかを把握しておく必要があります。

また、自分にとってより満足度の高い生活をするには後どのくらい予算を積み増しておくのが良いのかが分かれば、よりベストなリタイアタイミングを見つけられます。

このような観点で年間生活費をレベル分けして試算しました

今回は、そんな話です

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リタイア資金の考え方

私のリタイア資金の分け方について先に述べておきます。

リタイア資金=①生活費(50歳〜70歳)+②耐久家財費他+③特別費用

※50歳でリタイア。年金受給後(70歳以降を想定)の生活費は年金内で賄う

今回は①生活費の話です

ちなみに耐久家財費編はこちらです

アーリーリタイア 資金:耐久家財費をレベル分けして考えてみた
生きていくには日々の生活費とは別に、車や家電買い替え、医療費といった費用がかかります。これらの費用は求める物によってピンキリですので、どのレベルでリタイア資金を設定するのかが重要となってきます。そこで耐久家財費をレベル分けして試算しました

生活費(60万/年) Level1

Level1:ミニマム生活費

  • 国民年金支払い免除申請
  • 車なし(原付バイクは残す)
  • TV断捨離。NHK契約解除
  • 通信費1本化(固定/携帯どちらかを断捨離)

生活費 Lv1

取り敢えず生活するレベル。その気になればもう少し削れる

生活費(100万/年)  Level2

Level2:抑え気味生活費。通常生活は問題ないが趣味活動費用が足りないと感じるレベル

  • 車は軽自動車で維持費削減。バイクは手放す
  • 年会費有料のものは解約or無料サービスに変更。ただし,NHK受信料は残す
  • 買い物費用抑制、趣味で使う行動費は高速代をゼロ化+ガソリン代を抑制

生活費Lv2

生活費(150万/年)  Level3 ※リタイア後設定生活費

Level3:リタイア後想定生活費。日常的な趣味活動費用を含んでいる。買い物費はやや不足気味

  • 車は普通車+バイク(原付)を両立
  • 車行動費は、趣味で活動する費用を反映しているためやや多め
  • クレジットカードは1枚はゴールドを保持(Amazon)

生活費Lv3

本音を言うと、買い物費用をもう少し積み増したい

行動費は、超アクティブに外出しようとすると不足気味かも

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生活費(200万/年) Level4

Level4:リタイア後想定費用をベースに食費、行動費、買い物費用に余裕を持った設定

  • 食費、行動費、買い物費用積み増し

生活費Lv4

70歳以降生活費が減ってきた状態でギリギリ年金範囲内で収まる限界付近

ちょっとした家電や小国内旅行もこの予算内で行けそうな余裕感

生活費(250万/年) Level5

Level5:Lv4をベースに食費、行動費、買い物費用に余裕を持った設定

  • 食費、行動費、買い物費用積み増し
  • 光熱費積み増し

生活費Lv5

70歳以降で年金受給額をオーバー。別途不労所得必要

生活費的には大分余裕がある感じであるが、逆にダラダラと節約せずに使ってしまいそう

リタイア後の特別費用との境目がグレーになる印象

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まとめ

大体50万円予算が変化すると、余裕度が1段階上がったことを体感できそうです

リタイア必要費用と合わせて表にまとめました

生活費 必要生活資金 備考
Lv5 250万/年 5200万円 70歳以降年金で賄えない
Lv4 200万/年 4200万円 趣味や買い物費用充実
Lv3 150万/年 3200万円 想定Level
Lv2 100万/年 2200万円 趣味もできるが制約多い
Lv1 60万/年 1200万円 生活ギリギリ

ギリギリの生活に対しては90万/年の余裕がある

安全資産(現金など)として確保すべき金額は、Lv1の1200万円

Lv3ーLv1の必要費用差額:2000万はリスク資産運用も視野に入れる

70歳以降の生活費を年金受給額で賄える限界はLv4:200万/年

Lv3〜Lv4を基準にリスク資産運用を組み合わせてLv4〜Lv5水準を狙うのが良さそうです

それでは、また。

Chiritsumo

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