こんにちは、Chiritsumoです
新聞の投書欄に掲載された『妻が願った最期の7日間』という詩がSNS等で話題になりました
私も心に残りましたので、感想を綴っていきます
今回は、そんな話です
この詩が生まれた背景
この妻が願った『最期の7日間』は、ガンで闘病生活を送っている奥さんが話した願いを、旦那さんが詩として書き留めたものです
そして、だんだん皆の記憶から奥さんが消えて無くなることを寂しく思った旦那さんが、新聞の投書欄に投稿し、その結果TVやSNSで大きな反響を呼び、今では本まで出版されています
価格:1,296円 |
背景など詳しくはこちらのWith newsの記事や日テレNews24の記事をご参考ください
妻が願った最期の7日間
内容は下記になります
神様お願い この病室から抜け出して
七日間の元気な時間をください一日目には
台所に立って 料理をいっぱい作りたい
あなたが好きな餃子や肉味噌(みそ)
カレーもシチューも冷凍しておくわ二日目には
趣味の手作り 作りかけの手織りのマフラー
ミシンも踏んでバッグやポーチ 心残りがないほどいっぱい作る三日目には
お片付け 私の好きな古布(こふ)や紅絹(もみ)
どれも思いが詰まったものだけど どなたか貰ってくださいね四日目には
愛犬連れて あなたとドライブに行こう
少し寒いけど箱根がいいかな 思い出の公園手つなぎ歩く五日目には
子供や孫の 一年分の誕生会
ケーキもちゃんと11コ買ってプレゼントも用意しておくわ六日目には
友達集まって 憧れの女子会しましょ
お酒も少し飲みましょか そしてカラオケで十八番を歌うの七日目には
あなたと二人きり 静かに部屋で過ごしましょ
大塚博堂のCDかけて ふたりの長いお話しましょう神様お願い七日間が終わったら
私はあなたに手を取られ乍ら(ながら)
静かに静かに時の来るのを待つわ
まとめと感想
この詩は、最期の願いが大きな夢や願いではなく、日常で実現可能なことが並んでいて、でもそれが叶わないところが切なくてグッときます
そして、”最期の7日目”は二人きりで静かに過ごしたい・・・
こんな日常の最期の願いが語り合えるお二人は、幸せな夫婦生活であったと思います
現役時代、旦那さんは転勤族で単身赴任など非常に忙しい社会人生活だったようです
そして、ようやくリタイアしてこれから2人で穏やかな生活を楽しもうとしていた時に、奥さんが病に倒れてしまいました
穏やかな日常が幸せであるということに気づいた時には、もう時間が無い状態だったということになります
でも、リタイアを目指している皆さんは、穏やかな日常が幸せであるということを、もう既に知っているはずです
自分も早くアーリーリタイア を実現して、普通の幸せを噛み締めながら生きていきたいです
バケットリストを少しづつ作っていますが、『私の願う最期の7日間』も作ってみようかな。
最期の7日間を毎日、実行・更新しながら生きていく。
あなたの願う『最期の7日間』は何ですか?
それでは、また。
Chiritsumo
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