人生再設計第一世代ですか・・・

氷河 アーリーリタイア

こんにちは、Chiritsumoです

就職氷河期世代を「人生再設計第一世代」と呼び方を変更して、支援プログラムを作成するということが経済財政諮問会議で話し合われたようです

かなり話題になっていますね。政府はわざと炎上商法を狙っているのでしょうか?

皆が疑問を思った、この「人生再設計第一世代」について考えてみます

今回は、そんな話です

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就職氷河期世代とは

人生再設計第一世代と呼び名を変えられてしまった就職氷河期とはそもそも何なのでしょうか?

就職氷河期世代とは、バルブ崩壊後に景気が悪化したため新卒で職に就けないままフリーターや無職となった世代です

具体的には、1993年〜2005年に新卒で就職活動をしていた世代と定義されることが一般的で、生まれでいうと1970年度〜1985年度となります

この「就職氷河期」という言葉はリクルート社の「就職ジャーナル」が提唱した造語で、1994年の新語・流行語大賞で審査員特選造語賞を受賞しています
※Wikipediaより

自分も1970年代の生まれのため2019年時点でアラフォーであり、就職氷河期世代のド真ん中です

実際、就職活動は厳しかったです

幸いにも今の会社に内定をもらい、社会人生活を無事にスタートすることができました

内定をもらった時は、天使のような会社だと非常に感謝したことを今でも覚えています

あの時から十数年・・・

今となっては、いろいろ思う事がありアーリーリタイアを目指しています

まあ、それでもこの世代の中では、いい環境でやって来れた方だと思っています

リタイアを目指しているのですから、ある意味「人生再設計」をしているので

諮問会議が言っていることも、あながち間違っていません

リタイアブログも30代後半から50代前半が多いようですし、見事に年代が合致していますね

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人生再設計って何をやるの?

橋

「人生再設計第一世代」って悲しいくらいのネーミングセンスの無さを感じます

また、流行語大賞を狙っているのでしょうか・・・。

就職氷河期の場合は経済環境が原因という印象がありますが、人生再設計と言われると完全に人生設計を間違えた世代で、悪いのは本人達というニュアンスを感じてしまいます

まあ、ネーミングは置いといて、支援内容はどのような事を考えているのでしょうか?

支援対象:フリーターやパートといった非正規社員と無職(約400万人)

支援案

  • ハローワークや大学などが連携して、3年で対象の半分の雇用を安定化させる
  • 中途採用等支援助成金の要件緩和
  • 地方への人材移動の促進

などが検討されているようです

「地方への人材移動の促進」の中で

地方においては様々な産業分野でミドルマネジメントクラスの人材が不足しており、地方での人材ニーズ、求められる職業能力に沿った能力開発を合わせて講じる事が重要

という会話があったようですが、

不足しているミドルマネジメントクラスの人材を、今職に困っている人の中から3年で育てて採用していくというのは、相当無理があると思います

現場や仕事の流れを知らないミドルマネジメントクラスがいきなり来ても、下の世代は混乱して業務がブラック化し、マネジメントとして採用された人生再設計第一世代の本人も、きっと悩んで鬱になり退職してしまうでしょう

現状としても、就職氷河期によりミドルマネジメントクラスの人材が少ないため、この世代がプレイングマネジャーとして今かなりな高負荷となっている事が多く、その結果、鬱になったり早期退職を考えている人が増加しているというのが現状では無いでしょうか

あと5年〜10年すると、人生再設計支援策は失敗して雇用は増えず、一方で今まで正社員として活躍していた人材は早期退職で辞めていき・・・この世代の空洞化がますます進んでいってしまうかもしれませんね

自分は書面上の言葉尻を捉えてコメントしているので、実際の議論はもっと実のあるものだったかもしれませんが、本当に生活や人生設計に困っている人の後押しとなる施策を期待しています

とは言え、自分の人生設計は国に言われるまでもなく、自分でしなければなりません

今自信を失って行動できずにいる人は、今一度 自分の人生設計について考え、

自分のためにアクションを起こす勇気をもう一度持ってもらいたいです

そして、その中で政府の支援策がうまく使えそうであれば、都合よく利用すればいいと思います

私はブレずにアーリーリタイアを目指していきます

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まとめ

全く成功のイメージが描けない施策を検討しているようですが、施策が失敗しても

その責任を「人生再設計第一世代」に押し付けて、次は「しくじり世代」とか呼ばれそうですね

やはり、会社や国に頼る事なくリタイアするのが正解であると強く再認識しました

それでは、また。

Chiritsumo

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