こんにちは、Chiritsumoです
日産自動車が事業構造改革の一環として、12,500人の人員削減を行うと発表しました
前回の発表から大幅増です。また、この中には日本国内でのリストラも含まれています
一体どのようなリストラ策なのか?
今回は、そんな話です
日産人員削減の発表内容について
日産が発表した人員削減内容を確認します
- 2019年4月〜6月の連結営業利益が前年同月比99%減
- 現状は生産能力過剰。海外の生産工場閉鎖も含めて生産能力を削減する
- 2022年度までに世界で1万2500人の人員を削減する(グループ全体の約10%)
- 2019年度末までに6400人削減
- 日本では福岡県・栃木県の工場で合計880人の期間工の採用抑制で減らす
前回発表内容からリストラ人員が大幅増加
2019年に入ってから企業によるリストラの動きが活発化しているようです
それについては以前記事にしました
この記事でも日産のリストラに触れており、この時の情報では4800人以上の人員削減という情報でしたが今回は12,500人ということで、リストラ人員が大幅増加となっています
想定以上に深刻な経営状態のようです
主に海外人員だが、日本国内も対象
「日本では福岡県・栃木県の工場で合計880人の期間工の採用抑制で減らす」
という具体的な減らし方が発表されています
削減人員の割合からすると国内は少ないですが、実際対象になる方の気持ちを考えると厳しい状況と言えます
また、対象となるのは期間工の方々のようです。弱者が狙い撃ちされていますね
日産自動車は大丈夫なのか?
生産余剰が発生している状況を考えると、工場を閉鎖し人員を減らせば利益は一時的に改善すると考えられます
しかし、ゴーン問題で社内の混乱を避けたい状況の中でリストラを断行すると、社員のモチベーションは下がり、気持ちがバラバラになってしまうのではないでしょうか
ゴーン氏を吊るし上げて、搾取されてきた社員と一致団結して前へ進まなければいけない状況の中でのリストラは致命的な一打になるような気がします
このような状況では、経営者と社員の間の信頼関係は全く無くなります
ここ1年〜2年で業績が回復しなければ、西川社長は戦犯として叩かれそうですね
そして定期採用でいい人材を確保できなくなり、さらに優秀な人材が次々と流出して負のスパイラルを転げ落ちてしまうかもしれません
自動運転の取り組みや電気自動車など日産には個人的に期待しているので、再び元気になってもらいたいです
まとめ
日産自動車の人員削減策について調べてみました
ゴーン氏時代から日産は大規模人員削減をよく実施する企業というイメージがついてますね
今後も日産のリストラ情報を注視していきたいと思います
それでは、また。
Chiritsumo
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