トヨタ社員 パワハラ自殺に思う事

パワハラ ブログ

こんにちは、Chiritsumoです

トヨタ社員が上司からパワハラを受けて自殺し、それが労災認定されたというニュースが流れました

自殺した社員は新入社員で、一度休職した後にも継続して同じ人から嫌がらせを受けており、自殺に追い込まれたそうです

本当に悲しいニュースだと思いますが、我々サラリーマンにとって身近な事件と感じる人も多いのではないでしょうか

今回のトヨタ社員 パワハラ自殺について思う事を綴ります

今回はそんな話です

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トヨタ社員が受けたパワハラの内容

自殺まで追い込まれたパワハラの内容はどのような事だったのか?

詳細は記事が多く出ていますので、こちらをご覧ください

トヨタ社員がパワハラ自殺 労災認定、遺族が賠償請求へ:朝日新聞デジタル
トヨタ自動車の男性社員(当時28)が休職から職場復帰した後の2017年に自殺したのは、上司のパワーハラスメント(パワハラ)が原因だったとして、豊田労働基準監督署(愛知県豊田市)が9月11日付で労災認…

経緯

被害者は28歳男性

2015年4月,東京大大学院を修了しトヨタ自動車入社

2016年3月,1年間の研修を経て本社へ車両設計部署に配属

2016年4月〜6月,直属の上司から日常的にパワハラを受ける

2016年7月,病院で適応障害と診断され休職

2016年10月,上司とは別のグループに復職したが席は斜め向かいだった

復職後も元上司からぶつかって来るなどの嫌がらせを受ける

2017年7月,「死んで楽になりたい」「もう精神あかんわ」などと周囲に漏らすようになった

2017年10月,社員寮の自室で自殺

被害を受けた社員、パワハラをした上司は誰なのか?共に名前は明かされていません

パワハラ詳細

日常的に「ばか」「あほ」などと叱責(しっせき)され、「死んだ方がいい」などの暴言も受けていた

「こんな説明ができないなら死んだ方がいい」などと言われた

個室に呼び出されて「録音してないだろうな。携帯電話を出せ」などと詰め寄られた

地方の大学を卒業して東大大学院に進んだことを「学歴ロンダリングだ」と侮辱された

復職後、(元の上司が)廊下でぶつかるようなしぐさをしてくる

また、「労災認定された」という事ですが、

加害者である上司の罪の償い方や被害者遺族への賠償額等の詳細はまだ不明です

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今回のパワハラ事件について思う事

アーリーリタイアしたら実現したい事

本当に痛ましい事件です

心より御冥福をお祈り申し上げます

自分の周りには自殺までした人はいませんが、メンタルをやられて休職する人は沢山います

最近 休職する人はかなり増えてきているように感じます

最近の若者はメンタルが弱いと言われていますが、理由はそれだけでは無く

息苦しくてギスギスした雰囲気が職場に蔓延していることも関係があると思います

なので、今回のこの事件は他人事とは思えません

この被害者と我々は紙一重だと感じます

そして逆に自分も加害者になり得ると考えると、恐ろしくも感じます

それにしても、この職場の対応は異常

経緯やパワハラ発言の内容を見ると、この職場は異常だと感じます

被害者は1年間研修を受けたとは言え、新入社員です

その新入社員が配属後わずか4ヶ月程度で休職に追い込まれるのは異常だと感じます

新入社員に対しては企業ごとにいろいろな対応の方針があると思いますが、トヨタ自動車ほどの大企業でこのようなことが発生するのは、本人が悪いというよりも職場の体質が悪いのだと思います

また、休職後にパワハラをしていた上司の斜め向かいの席にするという配慮の無さが酷すぎます

これを指示または承認した管理監督者にも十分責任があると思います

そしてパワハラ上司の肩書きがどのレベルの人(管理職or組合員)かわかりませんが

・「学歴ロンダリングだ」などと言う頭の悪さ

・個室に呼び出して「録音してないだろうな」と発言する程の常習性

・適応障害となり人の人生を狂わせたにも関わらず、復職後も嫌がらせを行う感受性の無さ

本当に全く反省していない

恐らく過去に何人にもパワハラをしてきていると思われます

そして、それでも自殺とパワハラの因果関係を認めなかったトヨタ自動車

トヨタ自動車すべてという訳では無いと思いますが、この職場終わっています

こんな人たちが設計した車には乗りたく無い

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結局自分の身は自分で守るしかない

自分も精神的に追い詰められた経験があります

上位職位を目指すにあたって、1年近く続く研修を受けた時でした

研修が終わった後で上司に言われて印象に残った事は

「もう会社に来なくなるかと思った」

という言葉でした。

この人は、それなりに仲良くしてくれていた上司でしたが、

「そう感じても何もサポートしようとしなかったのか」と驚きました。

その人曰く

「この厳しい精神状態に打ち勝てない人間は会社では重要な役割を任せられない」と。

「お前は試されているのだ」と。

まあ、それは分かる。

だけど一緒に仕事をしてきた人間が心を壊されて潰れそうな時に思う事が、そんな会社視点のことしかないのかと・・・。

結局会社からしてみれば社員は使い捨てで、「人間とすら見ていない」とはっきり理解しました

そして、自分の身は自分で守らなければ生きていけない

そう強く思いました

それ以来、セミリタイア・アーリーリタイアを目指すようになりました

リタイアを目指すきっかけを作ってくれたという意味では、

今となっては感謝した方がいいのかもしれません

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まとめ

トヨタ自動車のパワハラ上司は本当にひどい人間であると強く思いました

一方で、「自分の身は自分で守らなければ」とも思います

たとえ、その手段が「逃げ」だとしても。

死んではいけない。

あんな下衆に殺されるくらいならプライドを捨てて逃げましょう

自分はうまく精神バランスをコントロールしつつ、いつでも辞めれるように

アーリーリタイアを目指していきます

それでは、また。

Chiritsumo

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