こんにちは、Chiritsumoです
自分は50歳でアーリーリタイアを目指しています
本当はもっと早くリタイアしたいのですが、リタイア資金的に厳しい状況であり、50歳がいいところかなと考えています
一方で、昨今早期退職募集が増加しており経済が好況にも関わらずリストラの嵐が吹き荒れています
そしてその早期退職募集対象者の年齢が若年化している傾向があります
昔は55歳以上や50歳以上というのが主流だったのですが、今年の募集では40歳や45歳以上を対象とした募集が増えているという特徴があります
40歳心の定年から5年・・・そんな45歳リタイアについて考えてみます
今回は、そんな話です
45歳でのリタイアについて
45歳という年齢について考えてみます
・40代中盤のため、体はまだまだ元気 →リタイア後活動的に動き回れる ・22歳大卒で就職〜65歳定年と考えると、ほぼ中間地点でのリタイア →第二の人生を始めるには丁度良いタイミング ・早期退職募集(と言う名のリストラ)のターゲット年齢 ・会社での先が見えてきているタイミング(給与頭打ちで下がっていくタイミング) ・40歳心の定年を過ぎて、会社で働く気力が無くなってきている?
45歳にもなると会社でのキャリアや能力の限界が見えてきて、自分のサラリーマン人生についてある程度見通しが得られる年齢になっていると思います
まだまだ上を目指す人は早期退職なんて興味ないかもしれませんが、早期退職を考える人はもう会社で働くことに疲れて嫌気がさしている人が多いのではないでしょうか
40歳前後で一度心の定年を迎え、サラリーマン生活から抜け出すことを真剣に考え実行する
45歳とはそんなお年頃だと思います
45歳リタイアのメリット
では、45歳でリタイアするメリットを考えてみます
40代中盤はまだまだ体力がある
年をとってくると、体が動かなくなってくるものです
普通の生活をする分には、60代でもまだまだ問題ないと思いますが、私のようにリタイア後に登山や自転車といった体を動かす趣味を満喫したい人にとって、体力の低下は人生の満足度に大きな影響を与えます
なので体力があるうちに退職して、リタイア後にしっかり遊ぶための体づくりができる45歳リタイアというのは非常に魅力的と感じます
早くリタイアすることで自由な時間を多く獲得できる
自分は50歳でのアーリーリタイアを目指しています
しかし、45歳でアーリーリタイアできれば
365日x5年 = 1,825日、43,800時間の自由な時間を獲得できます
65歳の定年まで働く人と比べると
365日x20年 = 7,300日、175,200時間の自由な時間を獲得できます
これはサラリーマン生活をしている人にとっては夢のような時間だと思います
年金がある程度もらえる
年金は納める期間が長いほど、受給金額が多くなります
45歳で会社を退職して、その後働かないとすると年金受給額は定年まで働いた人に比べるとかなり少ない受給額となってしまいます
これは早期退職のネガですね
自分はリタイア後の生活費を150万/年と設定しており、できれば年金で賄いたいと考えています
何故ならば受給年金範囲内で生活できれば、長生きしても破産をする可能性が低いからです
この生活費150万/年の受給額を達成できそうな年齢が、自分の場合は45歳となっています
※リタイア後も国民年金は納める前提です
30代でリタイアすると年金での生活は相当厳しいですが、45歳まで働いて年金をしっかり納めていれば、生活は何とかなるのではないかと思っています
失業保険が多く貰える
失業保険が支給される給付日数は、被保険期間や年齢といった条件が関係してきます
・被保険期間20年以上
・45歳以上ー60歳未満
・会社都合退職
が一番いい条件となります
45歳であれば、大学卒でも勤続20年を超える方が多いはずです
大学院卒でも1浪以内であれば45歳で丁度20年ですね
さらに最近時45歳以上を対象とした早期退職募集が増えているので、退職が会社都合となればMAXの失業保険をもらえる条件が揃いますね
45歳リタイアのデメリット
メリットがあれば、もちろんデメリットもあります
不確定要素・リスク
セミリタイアやアーリーリタイアは、リタイア後に発生する費用を色々シミュレーションしてリタイア資金を積み上げたうえで退職するのが一般的です
そのため、当初のシミュレーションとは違うことが発生するとリタイア生活が危ぶまれるリスクがあります
例えばインフレや天変地異による災害被害、病気になって高額の手術代が発生する等です
そして早く退職すればするほど、リタイア後の期間が長く不確定要素によるリスクに晒されます
45歳だと退職してから年金受給まで20年あり、さらに平均寿命まで考えると40年ほどあります
その間に大きな社会環境変化が発生しても不思議ではないですね
リタイア資金構築するには時間が足りない
リタイアで一番悩まされるのは、リタイア資金だと思います
色々シミュレーションをして目標金額を設定したとしても、その資金を積み上げるまでには非常に時間がかかります
特に早く退職すればするほど、「必要な資金が増える」x「資金を蓄える時間が短い」のダブルパンチでリタイア難易度が非常に上がります
リタイアを決めてから実際リタイアできるまでには最低でも10年〜15年程必要だと考えています
そのため、45歳でリタイアするには20代後半もしくは遅くとも30代前半には45歳でアーリーリタイアする覚悟を決めて準備に移らないと厳しいと思います
バリバリ活躍し始めるそんな時期にアーリーリタイアという生き方に気づいて準備を始める人はなかなかいないと思います
なので、45歳リタイアのデメリットとしては、アーリーリタイアという生き方に気づいた時にはもう45歳リタイアは間に合わない場合が多々あると言う所でしょうか
自分の場合も、30代後半にリタイアを目指し始めたものの45歳は現実的ではなく50歳でのアーリーリタイアを目指しています
まとめ
45歳でのリタイアはアクティブなリタイア生活を送りたい人にとっては、かなりいいタイミングだと思います
一方で、資金面やリタイア後のリスクの大きさを考えると、ハードルも高いと言わざるを得ません
自分は50歳アーリーリタイアを目指しつつも、コツコツとリタイア資金を積み上げて
虎視眈々と45歳アーリーリタイアを狙っていきたいと思います
それでは、また。
Chiritsumo
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