アーリーリタイアシミュレーション リタイア年齢と資金まとめ

資産運用,株式運用,アーリーリタイア アーリーリタイア

こんにちは、Chiritsumoです

アーリーリタイア するためには資金がいくら必要か?

というのは、常に気になってしまうものです。

今まで、様々な条件でシミュレーションを行ってきましたが、◯◯歳でリタイアするにはいくら必要かのまとめをしたいと前々から考えていました

今回は、そんな話です

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前提条件

まずは、シミュレーションを行う上での前提条件です。

性別:男
家族形態:独身
住居:持ち家(ローンなし)
車・バイク:有り
寿命:90歳
健康寿命:75歳
【年金】
60歳まで国民年金を納付する
年金受給開始年齢:70歳
年金受給金額:
30歳/80万,35歳/100万,40歳/133万,45歳/152万,
50歳/171万,55歳/191万,60歳/210万,65歳/210万
【失業保険】
リタイア一年目の税金/健康保険費用は失業保険から補填し、資産影響は無いとする

寿命設定は将来の女性の寿命を設定していますので、約5歳長めに設定しています

年金受給開始年齢は将来後ろ倒しになると考えていますので、5年開始時期遅らせています

平均寿命と健康寿命から考えるリタイア 計画
リタイア計画を考える上で、何歳まで生きることを想定するかというのは重要です。そこで、現在増加傾向にある平均寿命と、健康で活動ができる健康寿命について考えてみたいと思います。今回は、そんな話です

生活レベルの設定

次に、どのような生活レベルを設定するかというお話です。

私は毎年かかる基本生活費と、数年毎に発生する耐久家財費を分けて考えています。

また、それぞれに支出レベルを設定して、その組み合わせでアーリーリタイア に必要な総資金額を決めようと考えています。

例えば、普段の生活は質素にして、その分家財費を多く確保することで、『こだわりの物に囲まれて生きていく』とか、メリハリのある計画を考える上で有効になると思っています

今回のシミュレーションでは話を簡単にするため、生活費と耐久家財費は同じレベルの組合せで検証していきます

アーリーリタイア資金:生活費と耐久家財費のレベルを組み合わせてマトリックス化してみた
アーリーリタイア後の支出額を、生活費と耐久家財費に分けて算出しています。しかし、生活費と耐久家財費それぞれに求めるレベルがあるため、レベルわけを行ってきました。レベルの組み合わせ方次第で総支出額のパターンが増えるので、今回マトリックス化をしました
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基本生活費

自分が想定している生活費は150万/年です。

これを中心(LEVEL3)に約50万円毎にレベル分けをしています。

大体50万/年違うと余裕度が1段階変わるというのが自分の感じ方です。

この生活費に国民年金納付金額:約20万/年が加わった金額が年間の基本生活費となります

アーリーリタイア と生活費

アーリーリタイア資金:年間生活費をレベル分けして考えてみた
リタイア後の生活費について、設定生活費が最低限の生活コストに対してどのくらい余力があるのか?自分にとってより満足度の高い生活をするには後どのくらい予算を積み増しておくのが良いのか?と言う観点で年間生活費をレベル分けして試算しました

耐久家財費

耐久家財費ですが、車・家電買い換え、家補修費に加えて医療費を含めています

LEVEL3でTOTAL金額としては2800万円です

アーリーリタイア と耐久家財費

アーリーリタイア 資金:耐久家財費をレベル分けして考えてみた
生きていくには日々の生活費とは別に、車や家電買い替え、医療費といった費用がかかります。これらの費用は求める物によってピンキリですので、どのレベルでリタイア資金を設定するのかが重要となってきます。そこで耐久家財費をレベル分けして試算しました
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シミュレーション

今までは、リタイア年齢/資金を設定して個別に詳細シミュレーションを行ってきました

50歳,6000万アーリーリタイアに必要な資金シミュレーション
節約と資産運用で早期退職(アーリーリタイア)を目指すブログです。独身家持ちサラリーマンがリタイアするためには資金がいくら必要か?についてライフプランを立てて検証しました。検証条件はリタイア年齢50歳,資金は準富裕層の6000万円です。50歳リタイアは若さと資金の積立て易さでバランスの取れた年齢ではないでしょうか

今回は◯◯歳でリタイアするにはいくら必要か?という観点で整理します

シミュレーション条件は下記になります

【条件】
寿命:90歳
資金:90歳までギリギリ資金がもつ事
生活費:Level1(70万/年),Level2(120万/年),Level3(150万/年)
リスク資産比率:0%,50%,100%
安全資産運用利率:0.05%
リスク資産運用利率:配当金2%,配当金3%,配当金3%+増配3%
インフレ率:0%,1%,2%

自分が実現したい生活費はLevel3(150万/年)です

そして、資金は50歳/6000万円をターゲットとしています

結果となるグラフですが、

横軸がリタイア年齢、縦軸がリタイアする時に必要な資金(万円)となっています

グラフ作成はGoogle spreadsheetで作成しています。

生活費150万/年

まずは、自分が実現したい150万/年生活の場合です

生活費150万/年、インフレ無し

リタイア資金,150万,インフレ無し

自分がターゲットとしている50歳/6000万の場合、ALL安全資産でも大丈夫そうです

また、45歳で6000万の資産が構築できれば、リスク資産運用を取り込む事でリタイアできそうです

他のブログのアーリーリタイアを実現している方も5000万以上は確保しているようです

リタイアで失敗しないために。リタイアブログを分析してみる
アーリーリタイア実現 に向けて必要な資産を考えるとき、リタイアブログを参考にしています。自分の設定資産の位置付けを知ることはリタイア資金で失敗しないために有効な事です。そこで、リタイアブログのリタイア資金額の分布を調査・分析してみます

生活費150万/年、インフレ1%

リタイア資金,150万,インフレ1%

自分がターゲットとしている50歳/6000万の場合、ALL安全資産ではNGで配当利率2%以上のリスク資産運用と組み合わせないとダメそうです

45歳でリタイアする場合、配当金3%&増配率3%が必要となります

生活費150万/年、インフレ2%

リタイア資金,150万,インフレ2%

自分がターゲットとしている50歳/6000万の場合、3%以上の配当利率が必要となります

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生活費100万/年

次に100万/年の生活費の場合になります

生活費100万/年、インフレ無し

リタイア資金,100万,インフレ無し

自分がターゲットとしている50歳/6000万の場合、全然余裕ですね

これなら45歳からでもリタイアできそうです

生活費100万/年、インフレ1%

リタイア資金,100万,インフレ1%

生活費100万/年、インフレ2%

リタイア資金,100万,インフレ2%

自分がターゲットとしている50歳/6000万の場合余裕ですが、

45歳で安全資産のみでリタイアしようとすると、インフレ率2%では少し厳しいようです

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生活費70万/年

自分の中で、限界節約に近い70万/年の生活の場合です

生活費70万/年、インフレ無し

リタイア資金,70万,インフレ無し

5000万円あれば30歳からリタイアできそうですね

まあ、30歳で5000万円貯めるのは相当難易度高いですが。

生活費70万/年、インフレ1%

リタイア資金,70万,インフレ1%

生活費70万/年、インフレ2%

リタイア資金,70万,インフレ1%

ここで注目したいのは,2000万強あれば、それを100%リスク資産運用する事でリタイアできそうであるという事です

自分で貯めたリタイア資金をフルインベストメントで投資に投入し、+アルファでバイト等からの収入があれば行けそうですね。

いわゆるセミリタイア組の狙っているところはこの辺りのゾーンでしょうか

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まとめ

◯◯歳でリタイアするにはいくら必要か?をまとめてみました

改めて再認識させられた事は

・生活費設定の影響は大きい(節約は偉大)

・インフレは、早くリタイアしようとするほど影響が大きい

・リスク資産運用の力は頼もしい

・50歳6000万というターゲットは、悪くない

という事でした

それでは、また。

Chiritsumo

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