8050問題とアーリーリタイア〜川崎殺傷事件から考える〜

介護 ブログ

こんにちは、Chiritsumoです

2019年5月28日に川崎殺傷事件と呼ばれる痛ましい事件が発生しました

事件直後に自殺を図り死亡した容疑者(51歳男性)は長年就労せず引きこもり状態であり、

いわゆる「8050問題」と言われる環境にあったと報道されています

私は50歳でアーリーリタイアをしたいと考えていますが、その頃には親も80代となり、8050問題と同じ構図になります

そこで、今回の川崎殺傷事件の背景を調べながら、「8050問題」とアーリーリタイアについて考えてみたいと思います

今回は、そんな話です

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川崎殺傷事件

keep out

まずは川崎殺傷事件概要です

2019年5月28日朝、神奈川県川崎市JR登戸駅近くにあるスクールバス乗り場にいた児童・教員・保護者らを岩崎隆一容疑者(51歳男性)が終始無言のまま次々と背後から刃物で襲撃し、児童を含む19名が殺傷され、内2名が死亡する事件が発生した

岩崎容疑者は直後に自分の首を刺して自殺を図り、死亡
川崎市小学生殺傷事件の「再発防止策」は存在するのか
5月28日朝、神奈川県川崎市のJR登戸駅近くで、51歳の男性が、私立小学校のスクールバス乗り場にいた児童・教員・保護者ら19人を包丁で襲撃する事件が起きた。こうした惨事を二度と繰り返さないよう再発防止策が検討されているが、それはどこまで可能なのだろうか。

容疑者について

自宅では伯父夫婦と同居していたが、トイレや食事のルールを作り顔を合わせないようにしており、ほとんど接点はなかったようです。そして長らく引きこもりを続けていたとのこと。

捜査関係者によると、事件後、県警が夫婦に岩崎容疑者の身元を確認しようとした際、接点が薄いため岩崎容疑者の顔だけでは判断ができず、最終的に自宅などに残された指紋で本人確認をしたようです。同じ家に住みながら、それだけ薄い関係性だったのでしょう

自宅の家宅捜索ではポータブルゲーム機やソフト、ノートなどを押収したものの、携帯電話、パソコンは持っておらず、社会から完全に孤立していたと報道されています

また、同居していた高齢の伯父夫婦や親族は自宅に夫婦の介護サービスが入った場合に、岩崎容疑者がどう反応するかを心配しており、川崎市へ相談をしていたようです。

これは、いわゆる「8050問題」の構図となっていると考えられます

↓参考にした記事

https://www.huffingtonpost.jp/entry/iwasaki-suspect-isolated_jp_5cf20c60e4b0a1997b6ab64c

https://ja.wikipedia.org/wiki/川崎殺傷事件

8050問題とは

休日寝坊した時の気持ち

8050問題とはどのような事を指しているのでしょうか?

8050問題(ハチマルゴーマルもんだい)とは現代日本に発生している家族に関する問題。

名付けたのは大阪府豊中市社会福祉協議会の勝部麗子である

引きこもりの若者が存在していたがこれが長期化すれば親も高齢となり、収入に関してや介護に関してなどの問題が発生するようになる。これは80代の親と50代の子の親子関係での問題であることから「8050問題」と呼ばれるようになった

該当している親子というのは親には収入がなくなっている状態であり、親子で社会から孤立した状態になっている。

(Wikipediaより引用)

今回の川崎殺傷事件の犯人も、長期間引きこもり状態で、伯父・伯母と同居する8050問題に該当する構造であると言われています。また、友人関係だけでなく携帯やインターネットも使用しておらず社会との接点が全くない状態だったといいます

2018年に北海道で社会から孤立した82歳の親と52歳の娘がそろって孤独死した状態で見つかりましたが、これも8050問題に該当する事例と言われています

82歳母親と52歳引きこもり娘が孤立死、顕在化する「8050問題」とは
札幌市のアパートで、82歳の母親と引きこもる52歳の娘の親子が、飢えと寒さによって孤立死した。80代の親が収入のない50代の子と同居したまま、外とのつながりが途絶えて孤立し、生きていくことに行き詰まる「8050」問題が顕在化する背景とは。
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8050問題とアーリーリタイア

アーリーリタイア と退職金

セミリタイアやアーリーリタイアを目指している人は45歳〜55歳あたりの独身が多く、その中にはリタイア後の住居費節約のため、親と同居する方も多いのではないでしょうか?

そうなってくると、外からの見た目としては8050問題と同じ構図になると言えます

8050問題の家庭とリタイアの家庭で違うところはどこか?

リタイアの家庭は・・・
・長年就労していた。そして自分の意思で労働をやめた
・生活費は親の脛をかじらず、自ら貯めたリタイア資金で生活する
・社会との接点はある(はず・・・。少なくとも辞めた直後は。)

セミリタイアやアーリーリタイアは冷たい目で見られるとよく聞きますが、8050問題が一般に浸透してくると、さらに厳しい目で世間から見られる可能性があります。

隣人とは、日頃から挨拶をしっかりした方が良さそうですね

リタイア後に8050問題を発生させないように注意すべき事

これらを踏まえて、セミリタイア・アーリーリタイア後に8050問題を発生させないように注意すべき事としては・・・

1.資金面で親や親戚に迷惑をかけない。心配をさせない

これは、8050問題と決定的に違うところになるので大事ですね。具体的には

親や親戚にアーリーリタイアを説明する
十分に資金計画を立てる

でしょうか

アーリーリタイアを考えるようになったきっかけ
このブログでは、サラリーマンによるアーリーリタイア(早期退職)について綴っています。自分が何故アーリーリタイアを考えるようになったのか?そのキッカケについてお話ししたいと思います
アーリーリタイアに必要な資金を考えてみる
アーリーリタイアを検討する中で悩ましいのは、一体いくら貯めれば安心してリタイアできるのか?という事です。もちろん、実現したい生活環境や安心できる安全率は人よって違うので答えはありません。自分に合ったリタイアの形を悩みながらも模索する話です

2.会社や社会を恨んで辞めない

もう働きたくなくなって辞める人が多いと思うのでネガティブな感情に囚われがちですが、後腐れのないように綺麗に巣立ちましょう。そして

大切な友人と思える人がいれば、その繋がりはリタイア後も大切にしていく

事が必要だと思います

3.ポジティブな理由でリタイア生活に突入する

これは2項目目と似ているかもしれませんが、後ろ向きの気持ちにならずに前向きな気持ちでリタイア生活をスタートする事が重要だと思います。そのためには

バケットリスト作成やリタイアしたらやりたい事を予め考えておく(資金計画へ反映しておく)

バケットリスト リタイアしたらやりたいこと
私はアーリーリタイア したいと思っています。でも、アーリーリタイア することが目的ではありません。リタイアした後、自分のやりたいことをやって自由に生きることが大切だと思っています。まずは今やりたいと思っていることを書き留めていきます

4.自分の精神状態を安定に保つ環境を自ら作る事を意識する

孤立してネガティブな感情から抜け出せなくなると、危険な状態と言えます

そうならないような環境づくりを意識して行う必要があると思います

気持ちをポジティブにするために好きな事をやる

ブログを書いて自分の考えをまとめる。ブログ等で他人の考えを調べる。

ボランティアやアルバイト、趣味活動のサークルに入って社会と接点を作る

などでしょうか。この辺は人それぞれに合ったやり方があると思うので、自分で模索していくしかないですね

Bライフを提唱してきた高村さんでも、今では小屋での孤独な生活から一度距離を置いています

他の人の考えや行動と、自分を照らし合わせて時々自己チェックが必要ですね

小屋暮らしで“体が悲鳴” 完全な孤独に潜む危険 〈AERA〉
 自作の小屋で、低コストな生活を実践する高村友也さん。これまで小屋暮らしをしながら様々な著書も出版してきたが、そんな暮らしの中で体が悲鳴をあげたことがあったという。何が起こったのか、次のように明かす。...
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まとめ

就職氷河期世代あらため人生再設計第一世代の自分達は、同時に8050問題第一世代でもあります

就職の時にちょっとした歯車の噛み合いがおかしくなった影響が30年後には、このように新たな問題へと繋がっていくのですね

セミリタイアやアーリーリタイアは,いまかみ合っているその歯車を自ら狂わせていくとも言えるので、しっかりと将来への影響を検討しながらリタイアを実現していく必要がありそうです

最後に、今回の事件でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げます

それでは、また。

Chiritsumo

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